熱処理~鉄編~

おはようございます!(^^)!

 

お盆休みも終わって、8月も残りわずかですね(*_*)

最近メディアでよく聞く、『平成最後の夏』があっという間に終わりそうです(*_*)

猛暑はだいぶ落ち着きましたが、まだまだ暑い日が続くので皆様熱中症にはお気を付け下さいね(^^)/

 

————————————————————————-

さて!

本日は、熱処理についてのお勉強会です(^.^)

一緒にお勉強していきましょ~う!(^^)!

 

————————————————————————-

◆鉄の場合

・ボルト、ナット類(S35C~S50C、SCM435等)

『無酸化焼入れ焼戻し処理』・・・主に六角穴付きキャップボルトや10.9六角ボルト、S45Cナット等に施される焼入れ方法で、高強度が必要とされる際の熱処理方法。(時間にして平均1時間ほどの処理)

 

・タッピング類(SWCH12A~18A)

『浸炭焼入れ焼戻し処理』・・・ある処理温度でネジの表面に炭素を侵入させて急冷する焼入れ方法で、タッピンねじの様に表面は硬く、内部は粘さが必要とされる際の熱処理法。(時間にして平均1時間ほどの処理)

焼入れ・鉄編

◆豆々知識

・ベーキングとは?

水素脆性を防ぐために、180℃~200℃で3~4時間ほど加熱して金属内部の水素を追い出す処理のことで、一般にタッピングや高炭素鋼に対し電気亜鉛メッキ後に行われる。上記のような焼入れとは別の処理。

・調質とは?

一般に『無酸化焼入れ焼戻し』のことを言い、S45Cナットやピン等でよく(H)と表すことがあるが、この(H)とは焼入れを表す「ハード」の頭文字をとったもの。ちなみに(A)は焼入れをしていない生地のままを表す「アニール」の頭文字をとったものである。

 

——————————————————–

 

ご覧いただきありがとうございます(^.^)

熱処理~鉄編~いかがでしたでしょうか??

次回の勉強会もお楽しみ~(^^)/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です